エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】“恋チュン”テキサス・がんセンターVer.が登場。「愛とフォーチュンを全てのがん患者さんへ」

AKB48の楽曲『恋するフォーチュンクッキー』の振付けを踊る“恋チュンダンス”が日本国内から世界各国へと広がりを見せる中で、テキサス州立大学のがんセンターによるバージョンが登場した。「愛とフォーチュンを全てのがん患者さんへ」と呼びかけるその内容に、日本をはじめ海外でも大きな反響が起きている。

「親交あるテキサス州ヒューストンにある、テキサス州立大学『MDアンダーソンがんセンター』の上野直人先生からのメッセージです。是非皆様に関心を持って頂きたくアップいたしました」と動画を紹介したのは、国会議員でもある三原じゅん子さんだ。

三原じゅん子オフィシャルブログ「夢前案内人』に掲載した上野先生からのメッセージによってAKB48公式ビデオを見た読者からは、「ワールドワイドな話で涙がでまんなあ。百匹の猿のストーリーの様になりまっせ」、「日野原茂明先生も音楽療法を88歳から実践され、効果あったそうです…音楽の力は凄いですね」といったコメントが寄せられている。

三原じゅん子議員のブログに「AKB、いろいろ言う人もいますがこの歌はいいですね。指原さんの存在感がいい」、「僕もAKBファンなんです!」というコメントがあるのも微笑ましいが、「紹介して頂きありがとうございました。紹介されなかったら、私、知らないままでした。ちょっぴり涙がでました」という読者もいるので、やはり様々な方面で情報提供することは必要なのだ。

『恋するフォーチュンクッキー The University of Texas MD Anderson Cancer Center & JTOP Ver.』では、テキサス州ヒューストンにあるテキサス州立大学『MDアンダーソンがんセンター』の医療従事者をはじめ、日本全国のがん専門病院の関係者などが参加してダンスに挑戦した。

上野先生は「ビデオを通して、普段がんに興味のない人にすこしでもがんと闘うにはチームが必要であることを訴えたい」、「がん患者さんやご家族、友人のみなさん、そしてがん医療に従事している全ての方々が笑顔で幸せになれますように願っています」と主旨を説明している。

動画の冒頭で表示される、「すべての撮影は医療に支障がないように、診療時間外で行われました」という説明が印象的だ。「がん細胞生物学大学院生」、「腫瘍内科医&外科医」、「オンコロジーチーム(がん医療チーム)」、「オンコロジーナース」、「がん放射線医療チーム」、「放射線技師」、「がん研究者とその家族」等々のみなさんが、肩書きとは関係なく“恋チュンダンス”を楽しく踊っている。

そして曲の最後には、「Bring the Love & Fortune to ALL Cancer Patients」(愛とフォーチュンをすべてのがん患者に)とのメッセージが記されているのだ。

三原さんのブログだけではない。YouTubeのコメント欄にも、「今度はがん医療者・研究者が中心となって踊ってます! 現在のがん治療の現状に対して恋チュンの歌詞が合わさると、より一層考えさせられますね」、「恋チュンの歌詞は本当にやさしくて思いやりに溢れてる」、「素晴らしいメッセージですね。人生捨てたもんじゃないよね…」といった感想が多数届いている。

がんを患った方からも「今日で術後ちょうど1か月です。支えてくれた主治医の背後にいるたくさんの医療者の存在に涙が止まりません…。がんばるぞー!」とコメントがあり、『がんセンター』の方々の思いはしっかり伝わっていることが分かる。

中には海外から日本語で「ギリシアにも来てください! 私は日本とギリシアのハフでAKB48の大ファンです」、「ドバイのバージョンを確認したいと思っています。ドバイのファンは常に48グループをサポート!」(共に原文のまま)といったものから「This is the kind of song that gets you dancin!! I have got to learn this dance!」と英語でのコメントも届いており、世界の“恋チュン”といえる人気ぶりだ。

上野直人先生からも英語で「Thank you. We truly appreciat your support for this video. If you can share the video by your blog, Facebook, twitter, and etc, this will be very helpful.」とコメントがあり、より広くこの動画が見られることを願っていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)