AKB48グループが来年1月からペナントレースを実施する。11月9日23時の重大発表を聞いたメンバーが、Google+などで感想を伝えている。第一報を受けてチームの強化に燃えるメンバーや、内容が十分に理解できていない者まで温度差が感じられる。“重大発表”を期待と不安が入り交じる気持ちでドキドキして待っていただけに、正直なところ拍子抜けした者もいたようだ。
戸賀崎智信AKB48グループ総支配人が、11月9日に『戸賀崎智信 Google+』で「本日23時。AKB48グループに関わる全てのメンバー、ファンの皆様へ重大発表がございます」と告知していた内容は、“AKB48グループによるペナントレース”というものだった。
『AKB48 Official Channel!(AKB48のYouTube公式チャンネル)』で“AKB48グループ総支配人 戸賀崎智信からの重大発表”の動画が公開された。その主旨は「チームが競い合うことがAKB48グループの成長に必要。そのため来年1月より各チームで“チームの公演倍率”、“ファンの支持率”をプロ野球やプロサッカーのように競い合う、ペナントレースを実施する」というものだ。
また、10日に開催される『AKB48グループドラフト会議』をチーム強化の第一歩として、「候補者との交渉が成立した場合は、キャプテンの意向で『正規メンバー』と『各チームに所属しながら研究生同様にレッスンを積む育成メンバー』に振り分けられる“育成メンバー制度”を取り入れる」という。
HKT48の研究生・田島芽瑠は朝長美桜と2人で重大発表を心待ちにする様子を、9日の23時前から『田島芽瑠 Google+』で伝えていた。「どきどきします。あと10分ですね」、「あと、3分です」、「あれれれ?」と彼女の場合はアクセスが集中したためか、YouTubeの動画が開かずに発表を見たのはずいぶん後になったようだ。それでも「詳しくはよく分かってないんですが、公演の倍率を競いあうんですね。研究生だけど、HKTとして力になれるよう頑張ります!」と決意を示している。
同じくHKT48の伊藤来笑は『伊藤来笑 Google+』で、「ペナントレース? よくわかんないけど、まだチームに入ってない研究生たちは対象外なのかな? わかんないやー」と笑っており、研究生の立場について確認したいようだ。
AKB48研究生からチーム4に入った村山彩希は『村山彩希 Google+』で、「ママにメールをしようとして、ペナントレースって言葉を知らなかったから『テンペストレースってなに?』ってメールを打ってしまった」という。若手ばかりではない。AKB48の岩佐美咲はベテランに入るが、『岩佐美咲 Google+』で「重大発表?のYouTubeみたけど、ようわからんやった」と正直に明かしている。
チームBの石田晴香が『石田晴香 Google+』で、「公演の倍率で競うのかー! フルメンじゃないと公平じゃないよね」と疑問を投げかければ、SKE48の荻野利沙は重大発表を聞くと『荻野利沙 Google+』で「ペナントレース。育成枠。りょ。寝ます、おやー」と返した。
もちろん重大発表を聞いて早速、張り切っているメンバーもいる。チーム4キャプテンの峯岸みなみが『峯岸みなみ Google+』で「公演の倍率を競う、チーム4もより力を入れて公演を作っていかねばですね! 頑張ろう」と意気込めば、小嶋真子は『小嶋真子 Google+』で「チーム4はチーム4らしく。これからも何事にも全力で」とやる気を見せる。
NMB48では、谷川愛梨が『谷川愛梨 Google+』で「AKB48グループペナントレース! ちょっと難しいけどチームで団結力を高めようってことだよね。チームM頑張るぜー!」と燃えている。
こうして見るとそれぞれのスケジュールの関係もあるのだろうが、AKB48のメンバーが“ペナントレース”についていち早く反応しているような印象を受ける。また、メンバー間でもとらえ方に温度差を感じる。ドラフト会議を終えてから各キャプテンやリーダーがそれぞれのチームで打ち合わせるだろうが、“ペナントレース”が1月からスタートするだけに早いうちにメンバーの意識を高める必要がありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)