身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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19歳少女が狂言誘拐を企てた。真実味を出すために監禁されている様子を写真に撮り、血のついた彼女の携帯があったというメッセージを友人を通して親に送りつけたのだ。彼女の目的は両親の愛情を確認するためだった。
南アフリカのダーバン近郊に住むメアリー・ディリー(19)と少年(19)は、9月16日夜に少年の家で誘拐される計画を企てた。まず2人は監禁されている状態を装うために、少年が下着姿のメアリーの手を縛り、生気のない顔をしている彼女の写真を撮った。その写真と、血のついたメアリーの携帯がビーチのベンチにあったという少年のボイスメッセージを添えてメアリーの友人にメールで送り、友人はメアリーの母親へ転送した。
翌朝、少年の家に警察が来て、メアリーと少年を「ねつ造による法の妨げ」という理由で逮捕した。メアリーが狂言誘拐をしたのは、親がどれだけ心配し怯えるのかが知りたかったという幼稚な理由だった。
裁判長は「子供は親を尊敬し愛するべきであり、狂言誘拐をすることで極端な愛情を要求するべきではない。落ち込んだときは両親に心を開くだけでよい」と述べ、3000ランド(約2万9000円)の罰金または懲役6か月、執行猶予5年とし、彼らの行為が重大な罪であることを示唆した。罪を重くした理由の一つに、警察がメアリー救出のために出動したことによる「人材の浪費」があった。
ちなみに恐怖に陥れられた両親は「(2人は)十分反省したと思う」として、メアリーと少年対してカウンセリングなどを受けるように手配したという。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)