『ターミネーター2』(1991年)の「ジョン・コナー」役で大ブレイク。日本でも人気者になった俳優エドワード・ファーロング(35)が、いい年をしてトラブルばかり起こしている。7月1日にはまたしても出廷し、判事の決定に全米メディアが大注目した。
今回の出廷理由は5月にウェストハリウッドで起こした“元恋人へのDV行為”。出廷したエドワード・ファーロングの姿は「え、これがエド?」とファンも驚くやつれっぷりで、赤く濁った目の下にはクマができ、脂ぎったロングヘアは後ろで簡単に束ねたまま。男盛りの35歳だというのに、時折ニヤニヤとするエドには「緊張感」も「人気俳優のオーラ」も全く無かった。だがエドは素直に容疑を認めたことにより、あっさりと刑務所行きを回避することに成功している。
しかし問題となった元恋人に対する暴力は、かなりヒートアップしていたという。彼女のパソコンを壊すなどの行為もあったといい、その荒れようと度重なるDV行為を裁判所は厳しく見たもようだ。結局、この日エドは「ドラッグ依存を克服すべく90日間のプログラムを受けること」、また「DVカウンセリングを1年間受けること」も命じられている。保護観察期間についても5年間分延長になったというから、当局もエドの行動を慎重に見張り今後何かあれば「即逮捕」となるはずだ。
ちなみに離婚を申請されてはいるものの、エドは元女優と結婚しておりイーサン君という6歳の坊やまでいる。だが過去に接近禁止命令を破ったことが原因で、自由に息子にも会えない身。すっかり落ちぶれた感が否めないが、その気さえあればまだやり直しがきくはずだ。幼い息子のためにも、どうか更生を目指して頑張っていただきたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)