身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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ネルソン・マンデラ元大統領が病院に搬送されてから、4日が経過した。世界各国の報道関係者が集まるプレトリアの病院では、今のところ慌ただしい動きはない。
肺感染症を再発したマンデラ元大統領が入院したのは、6月8日早朝のこと。現在は集中治療を受けている。入院当初、「重篤だが容体は安定している」というコメントが政府から発表され、家族が続々と病院へ駆けつけたことで状況は緊迫していた。一時はマンデラ氏の家族が近親者以外の面会謝絶を言い渡したというニュースも流れ、それほどまでに容体が悪いのかと騒然となった。だが後日、家族が報道は誤報だとコメントした。
病院でのセキュリティも厳しく、警備員が入り口の2か所で人や車を入念にチェックしている。さらにマンデラ氏の自宅周囲には、人々により花やメッセージが手向けられ、祈る姿も見られる。
10日には、マンデラ氏の前妻が病院を訪れている。また10日の夜、ズマ大統領が医療チームと会談し、治療が最善かつ順調であることを大統領府は発表。11日には、マンデラ氏の娘2人も病院に到着した。
これほどまでに親族らが病院へ駆けつけているのだが、なぜか警察当局ではマンデラ氏が本当にこの病院で治療を受けているのかについては肯定していない。
94歳という高齢のマンデラ氏に、国民からは「ゆっくり休んでもらいたい」という声がある一方で、「まだまだ彼の存在は南アフリカにとって必要」という声もあがっている。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)