今やパソコンだけでなく、スマートフォン（スマホ）や携帯電話（ガラケー）でもネットショッピングを楽しむ時代のようだ。男女1094名を対象に実施したアンケート調査によると、ネットショッピングの経験について、スマホユーザーは83％、ガラケーユーザーは63％が「経験あり」と回答。スマホユーザーは、ネットショッピングでの購入経験がなんと8割以上と、ガラケーユーザーよりも1.3倍多い結果となった。

この調査は、サイバーエージェントが運営するコミュニュケーションサービス「Ameba」の男女会員1,094名を対象に行ったもの。ネットショッピングの経験について、性別に見ると、スマホユーザーは「経験あり」が男性77％、女性84％という結果になった。またガラケーユーザーは、「経験あり」が男性57％、女性65％となっている。この結果からも、スマホユーザーの方がネットショッピングに抵抗がないことがうかがえる。

他にも「ネットショッピングをする際の1回当たりの購入金額」に関する調査では、女性はボリュームゾーンが3001円～5000円となり差は見られなかったものの、男性ではスマホユーザーが5001円～10000円と、ガラケーユーザーの3001円～5000円よりも高額となる回答となった。さらに、男女比でも5001円以上購入すると答えたスマホユーザーの総計が男性48％、女性32％と男性の方が高額ネットショッピングをする傾向が強いことが判明した。

スマホが普及したことでパソコン所有率が減少しているのでは、と思う方もいるかもしれないが、スマホユーザーの8割以上がパソコンを所有していると回答。ただし、使用するデバイスはスマホが突出。特に女性は、9割を超える結果となった。特に男女共に、よく利用するサービスとしてブログやLINEがあがった。

また、1日のスマホ利用時間を見てみると、最も多いのが2～4時間。4時間以上利用するユーザーは男性37％、女性39％と男女問わずスマホに多くの時間を費やしていることがわかる。ガラケーでは控えていたネットショッピングもスマホなら抵抗が少ないと感じるユーザーの意識が垣間見え、改めてスマホが日々の生活に欠かせない存在になっていることが浮き彫りになった形だ。

■Ameba http://ameblo.jp/
（TechinsightJapan編集部　七海香）