3月上旬にお伝えしていたが、『ターミネーター2』の美少年と言われて人気であった俳優のエドワード・ファーロングは、ここ数年の間にいくつもの違法行為を犯し、刑務所行きとなっていた。そのオツトメを早めに終えて自宅に戻ったファーロングであったが、彼はまたしても…。
1991年のメガヒット作品『ターミネーター2』で美少年“ジョン・コナー”を演じ、それ以降も年に2本ほどのペースで映画に出演してきたハリウッド俳優エドワード・ファーロング(35)。しかし彼はアルコールと薬物依存の問題を抱えており性格は破天荒。元妻に対する嫌がらせにより保護観察期間中であった中、ガールフレンドであったモニカ・キーナさんにDV行為を重ね、「接近禁止命令」を無視して連絡をとり、今年3月下旬に180日間の服役を命じられ収監された。
ところが檻の中では模範囚であったファーロング。あっという間にオツトメを終えて自宅に戻っていた彼は、またしてもトラブルを起こす。今月16日夜、LA郡ウェストハリウッド保安局にモニカさんと思われるひとりの女性から「電話で口論した男性が激高してしまった」と恐怖を訴える1本の通報が入り、警察官が彼女の自宅に急行。階段吹き抜けの陰にファーロングの姿を発見して逮捕した。
昨年10月にロサンゼルス空港でモニカさんと喧嘩してケガを負わせた事件について、ファーロングはなんと2週間前に法廷で「無罪」を主張したばかり。またコカインとヘロインの常習が認められたためにリハビリ治療も求められているが、彼はそれをも拒否している状態だ。
リンジー・ローハンがそうであるように、法廷との縁が切れず、リハビリ施設に入ると言って大切な仕事に突然穴をあける可能性のあるセレブを、ハリウッドはどうしても嫌う。ファーロングを起用したいというプロデューサーはもはや皆無、仕事もナシと言われている中、彼に今回提示された保釈金の額は約1000万円。支払えなければ、このまま高い塀の向こう側に逆戻りであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)