アシュトン・カッチャー(35)が主役を務める人気コメディドラマ、『ハーパー★ボーイズ(原題:Two and a Half Men)』。これに出演していた俳優アンガス・T・ジョーンズ(19)が同ドラマを「汚らわしい」などと猛批判し大変な騒動になったが、その後「番組に戻るのではないか」という報道とは裏腹に、事実上の降板が決定してしまった。
「僕は『ハーパー★ボーイズ』に出ている。でも本当は嫌なんだ。どうかこんな番組を見るのはもう止めて。頭の中を腐敗状態にするのは止めてほしい。」
「みんな“これはエンターテインメントだ”って言う。だけどTVの影響や脳について、ちょっとリサーチしてみてほしい。そうすれば、見るべきTV番組について心が決まると思う。」
このような衝撃発言で視聴者の度肝を抜いてしまった番組の出演俳優のひとり、アンガス・T・ジョーンズ。その後本人は謝罪し騒動の収束を図り、今年に入ってからは「アンガスは今後も出演を続けるだろう」という見方が強まっていたのだが、やはり事実上の降板が決定してしまったもようだ。主演のアシュトン・カッチャーとジョン・クライヤー(48)の2人は新シーズンにも出演するとCBSが発表したばかりだが、アンガスの名はそこに含まれていなかったのだ。
とはいえ、今後もゲスト出演する可能性はあるとのこと。アンガスのファンもこれを喜んでいるというが、このような形で番組制作をかき乱してしまった彼に対し、番組スタッフや俳優たちは複雑な思いでいるはずだ。
前代未聞の「番組を見ないで」なる出演俳優のコメントに、まさに世界中の『ハーパー★ボーイズ』ファンがショックを受けた今回の騒動。「本当は出たくない」と言ったアンガスの事実上の降板で決着がついたが、これには彼本人が一番ホッとしているのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)