身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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南アフリカ航空(SAA)の乗客の少女(17)がニューヨークへのフライト中に出産した。少女は航空会社に妊娠していることを告げずに搭乗、母子ともに大事に至らずに済んだものの一歩間違えれば命の危険性があった。
3月8日、ヨハネスブルグからニューヨークのJFK空港へフライト中のSA203便で、17歳のアンゴラ人少女が産気づいた。ニューヨークまでのフライトは16時間、陣痛が始まったのはまだアフリカ大陸上空だった。キャビンアテンダントは乗客の中に医療関係者がいるかを確認、運よく医師2人と看護師1人がいたために協力を求めた。分娩には4時間かかったが、初産とはいえ2回いきんだだけで無事に男の子を出産、上空3万8000フィートでのお産となった。母子ともに健康だったためにフライトは続行、到着後救急隊によって病院へ搬送された。
ほほえましい話だが、ここで問題がある。通常、妊婦の場合は航空券を予約する時点でその旨を申告し、必要とあれば医師からの診断書などを提出しなければならない。今回の17歳の少女は妊娠していることすら申告していなかった。SAAでは「妊娠している女性は、母体と胎児の命にかかわることだけに飛行前に医師の診断を受けてもらいたい」と述べている。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)