昨年、大型トレーラーに追突するという自動車事故を起こしてしまった女優リンジー・ローハン（26）。保護観察期間中の身でありながら、このときリンジーは「運転していたのはアシスタント」などと警察に偽証。それが問題となり刑務所行きになる可能性を報じられていたが、裁判所の下した決定は…？

「バンド演奏がみたい！」との呆れた理由でニューヨークのクラブに居続け、ついには搭乗を予定していたカリフォルニア行きの飛行機に乗らなかった女優リンジー・ローハン。裁判直前のこの事態に「出廷に間に合うのか？」と各メディアに報じられたが、その後リンジーはなんとか現地に到着。法廷には48分遅れで姿を現し、裁判に出席することができた。

このたび危険運転と警察への偽証をようやく認めたリンジーに対し、判事の下した決定は次の通りであった。

■厳重体制のリハビリ施設に90日間入所すること
■30日間の地域奉仕活動をこなすこと
■18か月間の心理療法を受けること

これにより刑務所行きは完全に回避できたリンジー。危険運転については「5日間の収監」が免れないが、これもリハビリ施設滞在にカウントされるとのことだ。この結果に担当弁護士マーク・ヘラー氏は大満足しているが、裁判所にかけつけた実父マイケル・ローハンは激怒。「リハビリ行きになったのは良かった」としながらも、「ヘラー氏はリンジーに何も知らせていなかった」などと息巻きメディアを驚かせている。

今後はリハビリ施設に入るというリンジー。関係者らも「これでリンジーが更生できるのなら…」とほっと胸をなでおろしているのではないだろうか。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）