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アフリカの少年兵問題をテーマにした映画『魔女と呼ばれた少女』の上映記念イベントが3月9日に行われた。この日のトークイベントゲストとして出席したアグネス・チャンが、ブログで映画の内容と自身が出会った児童兵士について心境を綴っている。
映画『魔女と呼ばれた少女』はコンゴ民主共和国を舞台に、突然拉致されて反政府軍の兵士となった12歳の少女の数奇な運命を描いたものだ。彼女は霊が見える力によって自軍に勝利を招くことから、“魔女”と崇められるようになる。だが彼女は自分も殺される運命を悟り、少年兵と逃避行の旅へ出るのだが…。
3月9日には同映画の上映終了後にアグネス・チャンを迎えてトークイベントが行われた。ブログ『アグネスちゃんこ鍋』でも、その時のことが報告されている。
アグネスは「私はスーダンで出会った児童兵士の話をさせて頂きました。悲惨だった状態を思い出して、気持ちが辛かったです」と体験を話した心境を綴ると、映画がまさにその児童兵士の問題を扱ったものなので、多くの方に観ていただきたいとすすめている。
現実を見てきた彼女の「戦争について、平和について考えて欲しい」、「過酷な現実を見つめてください。目をそらさない事が大事です」という言葉には説得力がある。
同映画はシネマート新宿にて公開中。他エリアでも近日中に公開予定となっている。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)