身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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服役中の息子と血縁関係がないことを知った女性が親子関係不存在確認の訴えを起こし、新竹地方裁判所が女性の主張を認めた。女性は23年前に死産を経験していたが、夫はこの事実を妻に知らせることをせず他人の赤ちゃんを「わが子」として引き取った。何も知らずに育ててきた女性であったが、成人した血のつながらない息子の横暴に耐えかねていたところ、周囲から事実を知らされ親子関係不存在確認という異例の訴えを起こした。
『自由時報』によれば、女性(48歳)は夫の死後、事情を知る夫の友人から「ご子息が親不幸なのは血が繋がっていないからではないか」と真実を聞かされたという。友人の話では、23年前の女性のお産は難産で赤ちゃんが死亡。妻の悲しみを心配した夫が、その日のうちに未婚女性が出産したばかりの男の赤ちゃんを探し出し、妻には内緒で自分たちの子として育てることにしたそうだ。
しかし、ひとりっ子で溺愛されて育った息子は成人しても自立せず、あちこちに借金を作っては母親から金をせびる毎日だった。また、援助を断った母親に対し「殺し屋を雇う」、「撃ち殺す」、「(俺を)更生させようとしたら商売をできなくする」などと脅迫、暴力を振るうこともあった。そして2010年に薬物事件4件、窃盗事件1件など複数の罪で実刑判決を受け、服役していた。
23年目にして真実を聞かされた母親に対し、「(親子関係があるかどうか)鑑定すればいい」と息子が話したため、DNA鑑定が行われた。鑑定の結果、たしかに母親と息子には血縁関係がないことが判明し、裁判所は2人の間に親子関係が存在しないことを認めた。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)