リンジー・ローハンが公私にわたりトラブルまみれなのは、常にイケイケの派手な母ディナ・ローハンに育てられ、彼女がその芸能活動をマネージメントしているからだと誰もが思っている。だがこのほど、そのディナの口から意外な言葉が飛び出した。

ディナ・ローハンがトーク番組に出演すると、そのインタビューはもうツッコミどころが満載である。このほど『Extra』にてマリオ・ロペスとのインタビューに応じたディナは、連日のように娘のリンジーがタブロイド紙のトップを飾ることについて、被害意識たっぷりにこう話した。

「いつだって周りにはパパラッチがいるし、タブロイド紙にあれこれ書かれてリンジーはウンザリしているわ。一流ホテルから締め出しを食らっているなんて話もウソ。私は自分をこの国の中でもっとも誤解されている母親だと思うの。」

また、“リンジー自身がトラブルを招くのか、不覚にもトラブルに巻き込まれるのか、そのどちらですか？”と訊ねられると、ディナは「両方よ。うちは一人親だからガードが足りなくて弱みを握られやすいし、ついターゲットにされてしまう」と弱音をみせた。単独の親権で4人の子をシングルマザーとして育ててきたディナだが、なぜか昔から肝っ玉母さん的なパワーが感じられない。離婚の原因は元夫マイケル・ローハンの肉体的・精神的暴力だと言われており、ディナは体の傷は癒えても心の傷はなかなか修復されないという典型例のようだ。

リンジーは最近ニューヨークに転居した。「私は5年にわたり娘のLA暮らしをやめさせようと必死だった。今のリンジーはずいぶん落ち着いてきたのよ。私の実家も近くにあるしね」と嬉しそうに語るディナ。リンジーと「ザ・ウォンテッド（The Wanted）」のマックス・ジョージの関係がどんどんヒートアップしているという噂については、「娘のプライベートなことだからノーコメント。でも彼はすごくステキな男の子。仲良くやっているみたい」と明るい笑顔になる。

リンジーは今26歳だが、その将来について“結婚して子を産み育てる姿をやはり想像しますか？”と訊ねられたディナは、瞳を輝かせながら「もちろん！　孫が産まれたら一生懸命あやしてあげるつもり」と答え、お茶の間の人々を驚かせた。わが子の幸せを祈らない母親などこの世にはいないのだ。“精神面はまるでギャル”と批判されてばかりのディナも昨年9月に50歳になり、少しずつでも良い方向に成長しているのであろう。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）