映画『パニック・ルーム』(2002年)や『バンテージ・ポイント』(2008年)など数多くの映画に出演してきた名優フォレスト・ウィテカー(51)が、買い物に訪れたデリカテッセンで万引き犯に間違われるハプニングが起きてしまった。
数々のヒット映画に出演してきた俳優フォレスト・ウィテカー。最近ではアーノルド・シュワルツェネッガー主演の『The Last Stand(原題)』にも出演し大活躍しているが、そんな彼を万引き犯と間違え無礼な扱いをした店がある。
それはNYアッパー・イースト・サイドにある人気デリ「Milano Market」。そこに買い物にやってきたフォレストを「万引き犯だ!」と勘違いした店員は、こともあろうに大勢の客が見守る中フォレストのボディーチェックを行ったという。棚から商品をくすねたと勘違いしたうえでの検査だったのだが、身の潔白が証明されたものの気分を害したフォレストはサッサと店をあとにしたらしい。フォレストの代理人はこの件につき、芸能サイト『TMZ』に宛て以下のようなコメントを発表している。
「フォレストはただ入店しただけですから、(万引き犯に間違われるとは)実に嫌なハプニングでした。最も嘆かわしいことは、店の従業員が常連客を不適切な方法で扱ったということです。」
「(盗みを働いたという)証拠もないのにボディーチェックをすることは、人権を侵害する行為です。」
「フォレストは当局に電話をかけることは控えました。なぜなら従業員がクビになることを恐れフォレストに電話はしないでとリクエストしたからです。フォレストは今後、店が客の扱いを改め客をフェアに扱うようお願いしました。」
当局には電話をかけなかったというフォレストだが、店名とハプニングの詳細が明らかになってしまった今、問題の従業員が仕事を続けることなど果たして可能であろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)