昨年2月にわずか48歳という年齢で急逝した歌手ホイットニー・ヒューストン。そんな彼女が遺した愛娘ボビ・クリスティーナ・ブラウン(19)が、ホイットニーの実母シシー・ヒューストン(79)が本を書いたことに非常に腹を立てているようだ。
このたび著書『Remembering Whitney: My Story of Love, Loss, and the Night the Music Stopped』を執筆、出版したホイットニーの母シシー・ヒューストン。その内容が大きな反響を呼ぶ中、ホイットニーの遺児ボビ・クリスティーナ・ブラウンは「非常に心外である」との胸中をTwitterで以下のように明かしている。
「祖母の書いた本についてだけど、私とニック・ゴードン(=ボビの最愛の人)は何も関わっていないわ。」
「私はその本を読んではいないし、読むつもりもないの…これは母に対する冒涜だと思うし、娘としてこれを許すことはできない。」
この本にはホイットニーの人生が赤裸々に綴られている。シシーはボビがこの本の執筆について良くは思っていなかったこと、またボビとの関係がギクシャクしていることなどを明かしているが、その告白通り現在の2人の関係は決して良いものではないようだ。
最愛の母と娘の確執に、天国のホイットニーも心を痛めているはずだ。最近ではボビからシシーへの連絡も途絶えがちといい「おばあちゃんに電話をかける子なんていない。でも何か必要だったら私はここにいるわ」とシシーも肩を落としているそうだ。ホイットニーの死から約1年というこの時期をボビが非常に複雑な心境で過ごしているとの報道もあり、その急死によって遺族が受けた心の傷にも今改めて注目が集まっている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)