2月12日に行われたピン芸コンクール「R-1ぐらんぷり 2013」決勝トーナメントで、ファイナリストの1人として残るも準優勝に終わった、ものまねタレント・アンドーひであき(28)。だが注目度は優勝者の三浦マイルドを凌ぐといわれ、この1週間で200件以上の出演オファーが殺到しているという。そのアンドーが朝の人気番組『はなまるマーケット』に登場、「R-1ぐらんぷり」以外のものまねも披露した。
2月22日放送の『はなまるマーケット』(TBS系)で“きょうの目玉”のコーナーに出演した、アンドーひであき。「R-1ぐらんぷり」がテレビ初出演だった彼の芸歴は、まだ11か月だ。一切声を出さず形態模写をする「ものまねアンドロイド」という新ジャンルのものまねで人気急上昇。ものまねのレパートリーは30種類以上あるというから、新進気鋭の大型新人である。
同番組では「R-1ぐらんぷり」で披露しなかった、栗原類や又吉直樹(ピース)のものまねを熱演。特に、栗原の顔の角度や目の動きなどのものまねはよく似ていた。
元々ダンスをやっていたという、アンドー。お笑い番組も大好きで、その中でも爆笑問題のファンだったという。そこで太田光のものまねをよく遊びでやっているうちに、趣味のダンスと繋がっていったのだ。
アンドーのものまね対象は、自身が好きな人物というのが基本条件である。だが丸顔の柔らかい印象の人物はいくら好きでも、自分の顎の長い顔では似せることが難しいと話す。これからは人間以外のモノ、例えば“風”や“シャッター”などを体で表現してみたいそうだ。
司会の岡江久美子が口にしていたが、アンドーのものまねは新しいジャンルでありながら演じる幅の広さが武器である。見る人の年代に関係なく楽しめて、ものまねの対象も俳優や芸人、外国人もレパートリーにある。喋りも緊張していた「R-1ぐらんぷり」の時に比べて余裕が出てきたのか、分かり易く表情も豊かであった。これからさらに多くのテレビ番組で、アンドーの姿が見られそうである。
(TechinsightJapan編集部 みやび)