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10歳の息子を乗せたまま時速199キロで走行し、スピード違反で捕まった父親。スピード違反で捕まったいとこに会うために運転し、自らもスピード違反で捕まった男性。ホリデーシーズンが終わったとはいえ、南アフリカの交通事情は常に危険である。
1月12日午後3時、プレトリアにある高速道路N1を走っていたシルバーのレクサスがスピード違反で捕まった。制限速度が時速120キロのところ、時速199キロで走っていたのだ。運転していたのは42歳の男性。しかも10歳の息子が助手席に乗っていた。子供を乗せて時速199キロとはどういうことかと問い詰める警察官らに対し、男性は友人宅から帰宅する途中だったこと、スピードを出しているとは気付かなかったとあいまいな言い訳を繰り返した。男性は無謀運転で逮捕されたが、すでに保釈されている。
翌13日、またもやN1にて55歳の男性がスピード違反で逮捕された。制限速度は同じく時速120キロにもかかわらず、時速164キロで走っていたところをとめられた。この男性は、同日午前中に同じくスピード違反で捕まった54歳のいとこの保釈金を払うために急いでいたそうだ。ちなみにそのいとこは、同じ場所をバイクで時速166キロで走行したために捕まっていた。
1月10日、交通省は2012年12月初めから今年1月10日までの交通事故死亡者数は1465名であったことを発表している。また、同期間中の交通法違反による逮捕者は3944名、うち116名がスピード違反だった。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)