身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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宮城県南三陸町では1月13日に成人式が行われた。新成人196人が参加した式は震災の犠牲者への黙とうから始まった。講演者として出演したタレントのアグネス・チャンがブログで式の様子を伝えており、彼女は被災地の復興に立ち向かう若者の姿に感動していた。
東日本大震災で被災した南三陸町の成人式では、新成人代表者から「かつて人々が足を運んでいた場所のほとんどがなくなってしまいました」、「いずれは私たちが南三陸町の発展に貢献していきたい」とスピーチがあった。ブログ『アグネスちゃんこ鍋』でアグネス・チャンは、「復興への決意、将来の夢など若者の力強さを感じました。震災をばねに飛躍する若者に期待が高まりました」と新成人の言葉に胸を打たれたことを綴っている。
アグネスによると、式は全て新成人の手作りで行われたという。式の後に新成人たちの子供時代の写真がスライドで紹介されたが、「津波で流された物が多く、集めるのが一苦労だったそうです」と彼女は説明しており、その一枚一枚が貴重な思い出なのだ。
アグネスの講演内容は、新成人に贈る言葉と『みんな地球に生きる人』の話だった。誰もが身を乗り出すようにして「熱心に聞いてくれて笑ってくれて、涙ぐむ新成人も…」という状況に彼女も感謝していた。そして改めて「新成人の皆さん、幸せになってくださいね。素晴らしい人生を送ってください。心から応援しています。本当におめでとう!」と祝福している。
被災地の成人式では、同様な思いで新成人が参加したことだろう。しかし、それ以外のエリアでも改めて復興への気持ちが確かめられたことを願いたい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)