イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】豪DJの電話に騙され自殺した看護師。遺書の1通には病院に“批判の言葉”も。

英キャサリン妃の体調に関する情報を得ようとオーストラリアのDJが入院先の病院に電話をかけ、エリザベス女王とチャールズ皇太子を名乗りまんまと情報を聞き出した。このとき同妃の担当看護師に電話を回した看護師Jacintha Saldanhaさん(46)は責任を感じるあまり首吊り自殺してしまったが、その後Saldanhaさんが3通の遺書をのこしていたことが明らかになっている。そのうち1通に関し、内容が少しだが明らかになっている。

キング・エドワード7世病院で勤務していた看護師Jacintha Saldanhaさんが、病院宿舎で首を吊って自殺した。これを受け問題の電話をかけたDJらは精神的にかなり打ちのめされているようだが、夫、2人の子供たち、病院関係者、そしてキャサリン妃を含む王室の人々も大変なショックを受けているという。

そんな中、Saldanhaさんがのこしていた3通の遺書のうち1通の内容が問題になっている。この中でSaldanhaさんは、偽電話がメディアに報じられた後に勤務病院サイドから受けた扱いを批判的に記していたのだ。英紙『デイリー・ミラー』は、遺族と親しい情報筋の以下の証言を報じている。

「遺書の1通はほかの2通より長く、それには病院のことが批判的に書かれていました。その中で彼女は病院で受けた扱いに疑問を投げかけているのです。」

ちなみに病院は事件後もSaldanhaさんに対して理解を示し、Saldanhaさんと妃の担当看護師の双方に「あなた方はジャーナリストの悪ふざけに引っかかった被害者である」と明言したとされている。

このような事態となり、問題を起こしたDJらは安全な場所に身を移すなどし事態の収束を待っている状態だそうだ。脅迫状を送りつけられるなどして精神的にかなり参っていると言われているが、どんなに嘆いてもSaldanhaさんはもう帰ってはこない。遺族はSaldanhaさんが亡くなるまで偽電話騒動についてすら知らなかったといい、家族に泣きつくこともなく突然逝ったSaldanhaさんの冥福を祈る毎日を過ごしているという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)