昨年、降りたばかりの飛行機のプロペラに当たるという凄惨な事故に遭ってしまったモデル兼ファッションブロガーのローレン・スクラッグス(24)。事故から1年が経過した今、事故当日に感じていたという不気味な恐怖心をローレンが明かし話題になっている。
何かが起こる前に、「なんとなく嫌な予感がした」という経験がある方も多いだろう。昨年12月に飛行機のプロペラに当たり左目と左手を失ったローレン・スクラッグスも、なんとも言えない恐怖心を事故当日に感じていたという。このたび『E!News』のジュリアナ・ランシックのインタビューに応じたローレンは、事故当日を振り返り以下のように語っているのだ。
「理由は分からなかった。だって普段の私はあのような不安感を抱くことはなかったから。」
自宅のあるテキサスに向かう飛行機の中で大きな不安を感じたローレンは、「座席の片側にしっかりつかまって祈っていた」と明かす。
「飛行機を降りて足が地面についたのは覚えているの。でも覚えているのはそれだけだわ。」
勢いよく回る飛行機のプロペラに当たり即座に意識を失ったローレンだが、母親のシェリルさんはそのとき目にした光景をこう述べている。
「外に走り出たとき、ローレンが地面にうつ伏せになって倒れているのが見えたの。ローレンは動いていなかったわ。血だまりの中で倒れていた。あの時私がすがれるのは神様だけだった。」
その後必死で祈ったシェリルさんは、信じられない“音”を耳にしたと証言する。
「ローレンのために祈り始めると、彼女は私がそれまで聞いたこともなかったような音を立て始めた。でもそれは有難いことだった。彼女が生きているという意味だったから。」
そして2週間経ち、病院で目覚めたローレンに対して何が起きたのかを教えてくれたのは双子のブリタニーさんだったそうだ。また非常に興味深いことに、ブリタニーさんにも「ローレンに何か悪いことが起こる」と予感していたという。
「事故の前、ブリタニーは私が死んでしまう気がしたんですって。でも私が怖がると思って言えずにいたの。それからあの事故が起きてしまった。」
また事故後医師がローレンの左目の治療にあたっている間、ブリタニーさんの左目が数秒ごとに痙攣する状態が2週間も続いたそうだ。
事故後スピリチュアルな発言が目立つローレンだが、事故前にも何かを予感していたとはなんとも不思議な話である。「嫌な予感がする」と感じたときは、その直感を信じて家にいるという選択もアリなのかもしれない。そう思わせるローレンの発言に、皆さんは何を感じられるだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)