女優ハル・ベリーと元恋人ガブリエル・オーブリーが、4歳の愛娘ナーラちゃんの親権と養育権を巡り法廷で繰り広げていたバトルもついに終結。それに続き、今度はガブリエルがハルの婚約者オリヴィエ・マルティネスに対し取得していた接近禁止命令を取り下げていたことが明らかになった。

感謝祭の日、ガブリエル・オーブリーとオリヴィエ・マルティネスはハル・ベリー邸で大喧嘩。その際ガブリエルは顔面を思い切り殴られ気絶までしたというが、暴行容疑で逮捕されたのはガブリエルであった。保釈金を支払い釈放された後はオリヴィエに対する接近禁止命令まで取得したガブリエルだが、その後はまさかの急展開が続いている。

まずハルとガブリエルは、乱闘騒ぎからほどなくしてナーラちゃんの親権＆養育権争いにピリオドを打っている。どういう内容で両者が合意に至ったかについては明かされていないものの、弁護士によると双方は“円満に合意に達した”とのこと。ハルはガブリエルに対し多額の養育費を定期的に支払っており、切望していたフランス移住も裁判所からの許可が下りず不可能に。さらに乱闘騒ぎを起こしたガブリエルは起訴されない可能性が高く「ガブリエルの完全勝利」とも思える状況だが、今後はハル、オリヴィエ、そしてナーラちゃんとできるだけ親しく付き合っていきたいのか、このたびガブリエルはオリヴィエに対する接近禁止命令も取り消しているのだ。

クリスマスシーズンを控え「なるべく問題を解決しておきたい」というのがガブリエルの本音かもしれないが、ハルとオリヴィエは苦々しい気持ちを隠し切れないだろう。だが肝心のナーラちゃんにとっては、このガブリエルの動きは大歓迎のはず。ナーラちゃんの実父であるガブリエルはナーラちゃんが大人になるまで関わっていかなければならない相手だけに、ハルもオリヴィエも今後さらに慎重な対応が求められることになりそうだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）