AKB48の河西智美が「第2回AKB48紅白対抗歌合戦」のステージで卒業を発表してファンを驚かせた。元AKB48の大堀恵は河西から事前に卒業の意向を知らされていたことをブログで明かしている。AKB時代には河西と同期だった大堀は「心配ない」とエールを送っている。

東京ドームシティホールで12月17日に開催された「AKB48紅白対抗歌合戦」では卒業を発表していた増田有華にとっても最後のステージとなった。その日に、同じ2期生の河西智美が卒業を発表するとはファンも思いもよらなかったはずだ。

やはり2期生だった大堀恵は18日にブログ『大堀恵の受粉計画～今夜は、どうかしら～』で河西智美から事前に卒業の件を打ち明けられたことを明かしている。彼女は12月8日に秋葉原のAKB48劇場で行われた「7周年記念公演」からの帰り道に河西から聞いたという。「しっかり、先を見ているんだなと感じたわ」と大堀はその時の心境を記しており、河西が卒業を決意した理由についても知らされていたようだ。

大堀は「大丈夫よ、智なら。心配はいらないわ！」と河西にエールを送ると、「あたくしは、変わらず、彼女の側にいます」とこれからも彼女を見守ることを誓った。

12月26日に河西智美にとって初のソロシングル「まさか」がリリースされる。彼女は卒業後について「ずっと夢だった歌手としての道をこれから少しずつ成長して進んでいきたい」と17日にブログでも綴っており、そうした内容を大堀恵に打ち明けたのだろう。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）