俳優の堤真一がテレビ『笑っていいとも!』で以前、綾瀬はるかと共演した際に意気投合して「結婚したいよね」と話題が盛り上がったエピソードを明かした。堤はその場のノリで綾瀬との結婚を提案したのだが、彼女からは意外な答えが返って来たのだ。
映画にドラマ、そして舞台にと活躍する堤真一が、11月9日にテレビ『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに初出演した。彼と千葉哲也による2人芝居『トップドッグ/アンダードッグ』が、11月30日より上演されることから宣伝を兼ねての出演だ。
堤真一は舞台で実力をつけてからテレビや映画に出ようと考えたこともあり、20~27歳までは役者としても泣かず飛ばずの時期があったのだ。彼はそんな貧乏生活時代について、「家賃2万円で4畳半のアパートに住んでいた」、「共同トイレで風呂もなく銭湯に通った」と語る。エアコンもない暮らしなので夏は暑さを紛らわすために畳に水をまき、冬はすきま風で布団が凍るほど寒くて顔の横に電気ストーブを置いて寝たという。
司会のタモリもそんな暮らしに共感を覚え、「万年床はきのこが生えるから止めた方が良い」などの話題で盛り上がった。そんな堤真一も仕事が入りだして、28歳でついに家賃12万円の住まいに引っ越したのだ。「憧れのフローリングで天国だと思いました」と彼は当時を振り返った。
ドラマ『ピュア』や『やまとなでしこ』に出演して存在感を出した彼は、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズで実力派俳優として人気を得る。20代の頃は月収が10万円だったというが、今ではその頃とは比べ物にならないほど多忙な身となったのだ。
そんな堤真一も今年で48歳となった。タモリから結婚について話を向けられると「本当に結婚したいんです」、「相手は女性であればいい」というほど焦っているようだ。タモリがいろいろと質問した結果、「女優さんは仲間としか見れないので一般女性が良い」、「20代後半の28歳くらいを希望」とその条件が明らかになった。
タモリが「最近は22~23歳くらいの女性でも普通だよ」とさらに若い年齢でも結婚相手としてアリだというと、会場の観覧客にも手を挙げて立候補する女性が多数いたのだ。その状況に驚いた堤が、あるエピソードを明かしたのである。
堤は映画『プリンセス トヨトミ』で女優の綾瀬はるかと共演したことがある。その関係からだろう、2人がテレビ番組に出演した際に堤が「俺、結婚したいんだよね」と話すと、綾瀬も「私も結婚したいです」と結婚願望の話題で盛り上がった。
そこで、堤が「じゃあ結婚しようか?」と綾瀬にノリで申しこんだのだが、彼女は間髪いれずに「いやだっ、老人介護じゃないですか!」と返したという。『いいとも』の観覧客には堤と結婚しても良いと手を挙げる20代前半の女性がいても、綾瀬の言葉が彼の脳裏をよぎりそれを素直に信じられなかったようだ。
この日の“100分のXアンケート”で堤は「姉がイギリス人の男性と国際結婚している」と明かしている。あるいは彼も国際結婚を選択肢として考えているのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)