女優アンジェリーナ・ジョリー(37)と婚約中の人気俳優ブラッド・ピット(48)が、ある団体に多額の寄付していたことが分かった。
人気俳優ブラッド・ピットは、かねてより同性婚支持を表明してきた。「誰(LGBT=レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル&トランスジェンダー)に対しても公平な結婚の権利が認められるようになるまでは、僕たちの結婚もおあずけという気持ちが以前はあった」とも述べていた通り、その思いはかなり強い。そんな中ブラッドは、LGBTが平等な権利を得られるよう運動を続けている「Human Rights Campaign (HRC)」なる団体に大金を寄付。その金額は10万ドル、日本円にして約800万円である。同団体はメイン州、メリーランド州、ミネソタ州、ワシントン州で同性婚が認められるようキャンペーンを繰り広げており、この動きにブラッドもおおいに関心を寄せているようだ。
「あと何日かで人々の人生、そして関係の可否が投票で決まるだなんて、僕には信じられません。」
「もし皆さんが僕と同じ気持ちなら、選挙の翌日になって“他に何ができただろう?”なんて自問したくはないはずです。」
こう表明し、今月同4州で行われる同性婚をめぐる住民投票に先駆けて「後で後悔しないように」と多額の寄付をしたブラッド。これに対し、団体トップのチャド・グリフィン(Chad Griffin)氏は以下のようにコメントしている。
「この寄付金は、我々のキャンペーンに欠かせぬ資金源となることでしょう。」
「ブラッドと協力し合えることを誇りに思っています。」
「どの州も、誰が結婚できて誰が結婚できないかを勝手に決めるべきじゃない」と主張してきたブラッドは、全米で同性婚が認められるようになるまで「まだまだやることはある」という。自身もアンジェリーナ・ジョリーと婚約中の身だが、2人の結婚はもう少しおあずけというところだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)