アシュトン・カッチャー（34）が主演する人気コメディ『ハーパー★ボーイズ（原題：Two and a Half Men）』。これに出演する俳優アンガス・T・ジョーンズ（19）が「あんな番組はもう見ないで」と発言したことが大問題になっているが、この息子の暴走に実母はかなり胸を痛めているようだ。

「僕は『ハーパー★ボーイズ』に出ている。でも本当は嫌なんだ。どうかこんな番組を見るのはもう止めて。頭の中を腐敗状態にするのは止めてほしい。」

『ハーパー★ボーイズ（原題：Two and a Half Men）』に出演する人気俳優アンガス・T・ジョーンズが、宗教サイト『Forerunner Chronicles』のビデオインタビューでこのように語っていたことが判明。その衝撃的発言が大問題になっているが、実母キャリー（Carey）さんは息子のことが心配でたまらないようだ。このたび『Mail Online』の取材を受けたキャリーさんは、「“Forerunner Christian Church”なる教会に息子がうまく利用されているだけなのではないかと心配しています」と短くコメントしている。

ちなみにアンガスは問題のビデオインタビューで、自身の演じるキャラクター「ジェイク」を「意味のないキャラクター。存在しないも同然」などと語っており、さらには“悪魔”についても次のように語っている。

「どうか気をつけてほしい。敵（＝悪魔）がどんなに人を欺くか、知らない人が多いから。」

すっかり教会の教えに染まった末の「あんな番組は見るな」という発言のようだが、アンガスは年間8ミリオンドルとも言われる高額ギャラを『ハーパー★ボーイズ』への出演によって得ており、放送局との契約もあと1年は残っているそうだ。

「僕が人にとって害になることをしているのなら、もうここにはいたくない。敵（＝悪魔）のプランに貢献したくはないんだ。」
「信心深いのに、あんな番組に出演。それってありえない。」

降板のみならず死をも覚悟しているかのようなこの発言に、全米の『ハーパー★ボーイズ』ファンは衝撃を受けている。制作局やプロデューサーも、現在大慌てで今後の策を練っているはずだ。いきなり巻き起こった騒動に、アシュトン・カッチャーら出演者たちも大変驚いていることだろう。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）