アシュトン・カッチャー(34)主演の人気コメディ『ハーパー★ボーイズ(原題:Two and a Half Men)』に出演するアンガス・T・ジョーンズ(19)の様子がおかしい。先日は「もう『ハーパー★ボーイズ』なんて見ないで」と宗教サイトのインタビューで語っていたことが判明し大騒ぎとなったが、その騒動の収束を図るべくついに本人が声明を発表した。
「僕は『ハーパー★ボーイズ』に出ている。でも本当は嫌なんだ。どうかこんな番組を見るのはもう止めて。頭の中を腐敗状態にするのは止めてほしい。」
「みんな“これはエンターテインメントだ”って言う。だけど、TVの影響や脳について、ちょっとリサーチしてみてほしい。そうすれば、見るべきTV番組について心が決まると思う。」
宗教サイト『Forerunner Chronicles』のインタビューでこのような発言をしてしまったのは、同ドラマに出演する俳優アンガス・T・ジョーンズであった。この発言が大変な物議を醸し連日メディアに大きく報じられる中、ついにアンガス本人が声明を発表。その中で以下のようにスタッフおよびキャストに対する謝意を表している。
「これまで10年もの間一緒に働き家族のような存在になった『ハーパー★ボーイズ』の関係者の皆さんに感謝しており、これ以上ないほどの尊敬の気持ちを抱いています。」
「みなさんからは人生の教訓を得ましたし、僕の人生にどんなにポジティブな影響を与えてくださったかは今後も決して忘れはしません。」
またアンガスは謝罪の言葉も続けている。
「僕の発言によって、僕がこのような素晴らしい機会を頂いたのに感謝していない、またスタッフの皆さんを見下していると思われたのであれば、謝罪します。そのような意図はまったく無かったのです。」
だがこの声明には「問題となった発言をすべて撤回する」といった内容は含まれておらず、今後アンガスが番組を降板するのかどうかといった具体的なプランについても触れられていない。
かつて同番組で主演していた俳優チャーリー・シーン(47)は、騒動についてのコメントを求めた『E! News』に「『ハーパー★ボーイズ』は呪われてる」などと発言しているが、悪魔の存在を信じているとされるアンガスがこれを聞けば「やっぱり!」と思い込む可能性もある。とても繊細な10代のアンガスの今後の扱いに、番組スタッフ、制作局、そして家族ら関係者達もおおいに悩んでいるはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)