イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】キム・カーダシアンの弁護士、「キムは“夫”クリスに手錠をかけられているようなもの」と発言。

昨年豪華な式を挙げるも、そのわずか72日後に離婚を申請してしまったキム・カーダシアン(32)。あれから1年以上も経過したが、離婚の話はまるで進まない。そんな中双方の弁護士が出廷し、互いの言い分を最高裁判事にぶつけていたことが判明した。

なかなか離婚に至らないキム・カーダシアンと“夫”クリス・ハンフリーズ(27)。そんな中双方の弁護士が水曜日にロサンゼルス郡最高裁判事と対面し、キムとクリスの言い分を明かしていたことが分かった。まずキムの弁護士ローラ・ワッサー氏は、キムの現状を以下のように述べている。

「キム・カーダシアンは、今ではクリス・ハンフリーズに手錠でつながれているも同然です。離婚が遅れているせいで、今も既婚状態にあることを強いられているのです。彼女は新たな人生を歩み始めるべく婚姻状態を解消したいと望んでいます。」

またこの日、法廷の外でワッサー氏は米誌『People』にこう語っている。

「我々は裁判をしたいと望んでいます。この件を終わりにするにはそれしかありませんから。(クリスの主張する)詐欺行為なんて、無かったのです。」

一方クリスの弁護士も負けてはいない。現在弁護士らは2人の“72日婚”が詐欺行為に基づいたものだったと証明すべく証拠集めに奔走しているといい、キムの実母や現在の恋人カニエ・ウェスト、さらには挙式にかかわったウェディングプランナーにまでも証言させたがっているそうだ。またクリスは「結婚そのものを記録から消してなかったことにしたい」と主張し「離婚」は渋っているが、この選択にはしばしば宗教上の理由が絡んでいるとのこと。クリス本人の事情は察しかねるが、「離婚はイヤ。結婚そのものを取り消して」と引き下がらないためなかなか婚姻関係を解消できずにいるようだ。クリス側が提出した正式書類には「キムには結婚の意志は無かった」、「カーダシアン一家のリアリティ番組のための結婚だった」とも記されてはいるが、クリスの弁護士マーシャル・ウォーラー氏は、「婚姻の無効に同意してくれたらいいだけのこと」とこの日発言している。

「裁判に持ち込む前に解決できないケースなどありませんよ。」

同日、米誌『People』の取材を受けそう語ったウォーラー氏だが、2月に行われる公聴会では裁判をいつスタートさせるかといった内容がついに決定する見込みだ。

ちなみに「もう婚姻の無効に同意すればいいのに」という意見も多い中、キムがそれを拒み離婚にこだわるワケは何なのか。それはクリスが「婚姻無効」の理由として、「あの結婚はリアリティ番組のために仕組まれた詐欺行為だった」と主張しているため。これに「OK!」と応じると番組のヤラセ行為をキムが認めることになるため、キムも簡単には首を縦にふれないということらしい。

なかなか進まない“別れ話”だが、この騒動は「離婚」と「婚姻無効」のどちらの形で結末を迎えるのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)