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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「乱闘や全裸シーンも」。塩谷瞬が10年の経験活かした映画『歌舞伎町はいすくーる』。

塩谷瞬が主演する映画『歌舞伎町はいすくーる』の撮影もまもなくクランクアップとなる。彼のブログで撮影の様子が随時報告されているが、激しい乱闘シーンや全裸シーンもあったようだ。終盤はアクション監督的なこともやったという塩谷は、今回の様々な場面で役者としての10年の経験が役立ったと振り返っている。

塩谷瞬と聞くと、どうしても今年の春に話題となった“二股交際”が頭をよぎる。だがそのイメージを振り払えば、彼はあの映画『パッチギ!』に主演して第29回日本アカデミー賞新人俳優賞まで受賞した実力派なのである。その塩谷は来春公開予定の映画『歌舞伎町はいすくーる』で主演を務めるが、かなり気合いが入っているようだ。

塩谷瞬オフィシャルブログ『Live is life!』ではその映画の撮影現場の様子が紹介されているが、10月17日の更新によると撮影も残すところ2日とのことだ。「充実しているし楽しいけど。本当に体ボロボロ…」という彼は過酷な撮影を振り返ると、「“ハリケン”や“パッチギ!”や“初子”や演劇を踏んで来なければ出てこなかった引き出しが、沢山使えた気がする」とこれまでの役者人生を振り返った。

「10年で自分も成長してるんだなぁと感じる」というだけに、彼は現場でも他の役者にアドバイスする立場なのだ。この日はアクション監督的なこともやったという。それも様々な作品で「監督、演出家、殺陣師の方々に教わったことが凄く役立った」からこそできたのだ。

映画『歌舞伎町はいすくーる』は、主人公の覇稲不動産の社長・覇稲剣(塩谷)が歓楽街歌舞伎町にある定時制歌舞伎町高校に通うことから起きる騒動を描いたものだ。千葉真一も出演しており、彼の格闘シーンも見られる。なにより塩谷瞬が全力を出し切った演技が楽しみな作品だ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)