超高額ギャラを稼いできたスーパーモデルのジゼル・ブンチェン(32)は、人気俳優レオナルド・ディカプリオ(37)との交際を経て、現在はNFL選手の妻、そして可愛い子供の母でもある。だがモデル業界のトップに君臨してきたジゼルも、駆け出しの頃は「見向きもされない」という不遇な時代を経験していたようだ。
ペルー出身の大物ファッションカメラマンであるマリオ・テスティーノ氏(57)が、このたび一流スーパーモデルとして君臨してきたジゼル・ブンチェンの駆け出し時代について意外な発言をしている。テスティーノ氏は英紙『The Observer』にこう告白したのだ。
「ジゼルのことを気に入る人間なんて皆無。誰もジゼルのことを求めていなかったんだ。」
だがテスティーノ氏は“ジゼルなら成功する”という直感を信じ、必死に周囲の理解を求めジゼルの起用に成功したという。
「ジゼルを起用するのに苦労したよ。彼女がこの仕事に向いていると思う人間はいなかったから。鼻がダメ、胸がダメ、ウエストがダメなんて言われてね。でもこの僕は、誰かに心を奪われたらその勘を信じるのさ。」
故ダイアナ妃やケイト・モスなどの撮影も行ったテスティーノ氏は、まさにファッション業界屈指の超一流カメラマン。一気に頂点を極めモデル長者番付の1位にもなったジゼルだが、その大成功はまさにテスティーノ氏のお眼鏡に適ったおかげともいえるようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)