今年2月に急逝した歌姫ホイットニー・ヒューストン(享年48)の遺児ボビ・クリスティーナ・ブラウン(19)が、婚約したてのニック・ゴードンさん(22)と共に人命救助に貢献していたことが分かった。
約10年もの間、実の兄妹のように暮らしてきたボビ・クリスティーナ・ブラウンとニック・ゴードンさん。ホイットニー・ヒューストンの急逝後に大きな注目を浴び“兄妹の禁断のロマンス”が話題を呼んだが、つい最近になり婚約に至ったことが明らかになったばかりである。だがボビ・クリスティーナについて聞こえてくるのは、父ボビー・ブラウン(43)との確執や依存症問題など暗いニュースばかり。まだ若いボビ・クリスティーナとニックさんのヒートアップした関係に周囲の者はハラハラしっぱなしと聞くが、そんな2人がこのたび「人命救助に大貢献した」という報道が飛び込んできた。
10月13日のこと、ボビ・クリスティーナとニックさんはジョージア州ロズウェル郊外にあるショッピングモールへお出かけ。そのついでに同モールの駐車場に設置されたATMコーナーに出向いたが、ある車から助けを求められていることに気づき、大慌てで駆けつけたという。すると、車内の男性が心臓発作を起こして倒れこんでいたのだ。ニックさんはすぐさま男性を車の外に運び出し、地面に横たわらせるなどして男性の家族に協力している。またこの後、ボビ・クリスティーナは血流を脳に行きやすくするため必死に男性の両足を持ち上げ救助を待ったが、この懸命な姿をとえらえた写真が報道機関に流されるや否や大勢のファンが深く感動。Twitterでこぞって賛辞を寄せている。
天国のホイットニーに向け「私のハートはママのハート。忘れないで」などとツイートしているボビ・クリスティーナ。まだまだ問題は山積みと言われてはいるが、そんな彼女が一歩一歩前向きに人生を進み始めたことをホイットニーも喜んでいるはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)