エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「大好きな劇場に戻りたい」。AKB48・鈴木まりや、SNH48“留学”前に胸中明かす。

AKB48の鈴木まりやが、AKBの姉妹グループとなる中国上海のSNH48へ留学する日が近づいている。10月22日にAKB48劇場で行われた「シアターの女神」公演の千秋楽では、彼女の壮行会も開かれた。その余韻に浸った彼女は、ブログで劇場への思いと留学に向けての決意を綴っている。

AKB48の東京ドーム公演初日に告げられた再組閣で、JKT48とSNH48への海外移籍組も発表された。チームBの鈴木まりやは上海のSNH48へ移籍が発表されており、AKB48の戸賀崎支配人によると年内には動く予定だという。

鈴木まりやは壮行会も終わり、その日が近づくことを実感しているようだ。翌日の10月23日に『鈴木まりやオフィシャルブログ(仮)』でその胸のうちを明かしている。

彼女はAKB48第四回研究生(7期生)のオーディションで合格した後に、2009年5月21日にチームBへ昇格。その日に開催されたチームB「シアターの女神」公演に参加している。22日の千秋楽を終えて、そんな劇場への思いが込み上げてきたのだろう、「19~21歳の間の青春をすごした“シアターの女神公演”。一生忘れない思い出になるはず」とこれまでの公演を振り返った。

「シアターの女神」公演に200回以上出演している鈴木まりやは、最多出演メンバーになっているほどだ。彼女はその劇場からしばし離れて上海へ行くことになるが、「新しい場所で新しい自分を探して、また大好きな劇場に戻ってきたい」と秋葉原の劇場に次に立つ日を思っていた。

鈴木まりやは「本当に満足するまで芸能界は絶対にやめない。おばあちゃんになっても女優をする気持ちだ」と将来を考えているのだ。彼女はいろいろなものを吸収して自身を成長させるために、留学を決意したという。「留学を決めてから後悔した日は1日もなかった」と言い切るのも、「大好きなチームと劇場があるから、絶対頑張らなきゃいけない」という強い思いがあればこそなのだ。

再組閣ではSNH48とJKT48への移籍メンバーが発表されたが、総合プロデューサーの秋元康はその前の7月21日に「AKB48の海外チームと打ち合わせをしていて“海外留学制度”を設けようということになった」と触れている。そのこともあって、メンバーも移籍というよりは海外留学というとらえ方をしているようだ。

鈴木まりやも「半年~1年なんてあっとゆう間だから、その間にどれだけ吸収できるかは自分次第」と考えており、留学中にSNH48でいかに成長できるかに燃えている意気込みが伝わってきた。

ただし、SNH48の場合は日中の関係が悪化している情勢がどうしても気になる。そうした不安要素はあるのだが、関係者がそれを考慮したうえでSNH48への留学が実行されるならば、鈴木まりやと宮澤佐江の2人には精一杯頑張って成長して欲しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)