身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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新北市にある高校の学生食堂で、提供された料理に蛆虫が混入していた。発見した男子生徒が写真を撮って学校側に伝えたところ、当日の担当栄養士が「これは賠償金だ」と言い生徒に現金を渡したという。男子生徒はまるで口止めをするかのような栄養士の態度に「お金を使うところが間違っている」と憤慨し、現地メディアに訴えた。
『蘋果日報』の報じたところでは、蛆虫が混入していたのは今月9日に新北市にある高校の学生食堂で出されたトマトと豆腐のスープだ。同校の男子生徒が数匹の蛆虫がスープの中で動いているのを見つけ、写真を撮り学校に報告した。ところが担当栄養士はこの日男子生徒に100元(約270円)を渡し、後日さらに「賠償金」と言って1,000元(約2,700円)を押し付けるように渡したという。同日学校は各クラスに「食事に異常を見つけたら検挙賞1,000元」という張り紙をし、男子生徒は受け取ったものが検挙賞金だったことを知ったそうだ。
また、同校では前学期に数名の生徒が食中毒を起こしたが、学校側は1人100元を支給する形で処理しており、教育の専門家からは「悪い見本になっている」との批判があがっている。今回の事件を受けて、同校に通う生徒たちも「お金をもらっても何も解決しない」、「きちんと衛生環境を改善してほしい」と話した。
なお、その後の調べでは蛆虫はみかんに寄生していたと見られており、男子生徒が発見したものはトレイに残っていた蛆虫がスープに移ったのではないかということだ。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)