現在ケガで入院中のお笑い芸人・スギちゃんのブログが、とんでもないことになっている。3日前に「質問に返事するよぉだぜぇ」と募集したところ、すぐに7000件以上のコメントが寄せられた。その後も続々と質問が入るが回答が追いつかず、スギちゃんはブログで謝り続けている。

最近は病室を訪れる見舞い客が多い、スギちゃん。親しくしている芸人仲間や放送作家、友人や肉親らがひっきりなしに来てくれている様子が、ブログに綴られている。入院当初のベッドで寝たきり面会謝絶状態の時は、何かと落ち込むことが多かった。それに比べると親しい人たちとのお喋りは、スギちゃんに心からの笑顔を取り戻してくれたようだ。しかし見舞い客が立て続けに訪れた日のブログでは、さすがに疲れが感じられる時があるのも当然だ。スギちゃんの新しいテレビコマーシャルや、収録済みの番組がテレビで放送されているのでつい忘れてしまいそうになるが、彼は重傷を負い今も入院している患者なのだ。

9月22日のブログでは病室から夜景を眺めていると、色々考えてしまい寂しくなる－と書かれていた。このように入院中に前向きになったり、不安になったりを繰り返すのはスギちゃんばかりではないだろう。そしてこの後に更新したブログで、「質問に答えていくってのを、やりましょうぜぇ」と表明したのだ。いつも応援してくれるファンに対して、今のスギちゃんができることを考えて決めたことなのだろう。

だが予想を大幅に超える数の質問が、怒涛のように押し寄せてきたのだ。今のケガの状態についての問い合わせや芸人としての将来の夢、スギちゃんの好物や好きな女性のタイプなどの質問。さらに“主人の実家に帰省したくない。行かなくては嫁としてダメですか？”“恋人にふられそうです、アドバイスを！”等の人生相談。また回答が遅れているからだろうか。ついには“本当に答えてくれるんですか？”と質問する人まで現れ、スギちゃんの手に負えない状態になっているのだ。

それでも翌日のブログから細々と質問に答え始めたスギちゃん。例えば「スギちゃんの初恋はいつですか？」と聞かれ、「5歳のとき、たんぽぽのめしべに」と答えているのだが、この内容に反発する声が多数寄せられた。どうやら“質問には真面目に答えてください”と怒っているのだ。

ワイルド芸人としてギャグで答えようしていたスギちゃんは戸惑いつつも、「いつもごめんだぜぇ」と自分の要領の悪さをブログで謝っている。そして昨日は「本当に疲れてしまって、もう寝ます。本当にごめんなさい」と、質問に答えられないことをひたすら詫びているのだ。

忘れてならないのは、スギちゃんは現在入院中の身だということ。ファンの願いは、一日でも早く彼の復帰が実現することであるはずだ。“スギちゃんが暇なときに、何件かの質問に答えてくれれば良い”ぐらいのゆったりした気持ちで、待っていたいものだ。
（TechinsightJapan編集部　みやび）