南アフリカでは、昔からの慣習で男性は妻を複数もつことができる。ズマ大統領のズールー族も一夫多妻制度を持つ民族としてて有名である。そんな南アフリカのノースウェスト州で行われるはずだったある男性の埋葬の儀式に関して、彼の生前の4人の妻たちの間で争いが勃発。ことは裁判沙汰に発展した。

4人の妻のうち特定の1人の妻が男性の遺体を管理していることに腹を立てた他の3人の妻たちが異議を申し立て、男性を埋葬する場所を裁判で協議することとなったのだ。最年長の妻は、「夫が埋めて欲しいと言っていた場所に埋葬したい」と主張。4番目の妻は「埋葬のときに他の妻には参列して欲しくない」と述べている。4人の妻はいずれも慣習的に婚礼の儀式をしてはいるものの、南アフリカ内務省に婚姻登録の届を提出していない。このニュースに関して、「裁判所ではなく、（6回も結婚している）ズマ大統領にこそアドバイスをもらうべき」との皮肉の声があがっている。
（TechinsightJapan編集部　FLYNN）