英王室のヘンリー王子(27)が、ラスベガスでのパーティで全裸写真を撮られ、同じく全裸の女性とハメをはずす姿を芸能サイト『TMZ』により公開されたのは先日のこと。その後瞬く間に写真は全世界の人々の目に触れることとなり、母国である英国の新聞までもが問題写真を掲載するなどして大問題となっている。そんな中、パーティに参加したという30代女性が英タブロイド紙のインタビューに応じ、「あの晩」のアレコレを語ったことが明らかになった。
ラスベガスでハメをはずした挙句、全裸で女性とはしゃぐトンデモない写真まで撮影させていた英ヘンリー王子。それが瞬く間に流出し、恋愛関係に発展して間もなかった美人モデル、クレシダ・ボナスさん(23)にもフラれたヘンリー王子に、さらなる試練である。このたび“あのパーティ”に参加していたという32歳のブロンド女性が英タブロイド紙『The People』の取材に応じ、問題の晩のことをアレコレと語ったのだ。
その女性の名前はキャリーさんといい、ヌードパーティに参加した彼女はヘンリー王子と同じく英国生まれだが現在は米サンディエゴ在住であり、その晩パーティに参加すべく選ばれた9人のうちの1人だったという。その日の午後にはすでにヘンリー王子がプールでリラックスする姿を目撃していたというキャリーさんは“まあ、ヘンリー王子だわ!”と大変驚いたといい、その後王子の仲間からパーティに誘われた際には“ヘンリー王子とパーティするチャンスをパスなんてするものですか!”と思ったことも認めている。
その後「Wynn Hotel」のパーティ会場に赴いたキャリーさんだが、入室した時にはすでに大盛り上がり状態。部屋にはアルコールがタップリ用意されていたという。
「ヘンリー王子はすでに裸だったわ。本当にクレイジーな状況でね。王子はまるで熱にうかされているようにも見えたわ。ビリヤード台があったんだけど、ヘンリー王子はビリヤードのスティックを使ってエアギターを“演奏”していたの。」
「ヘンリー王子はランダムに誰かに歩み寄ってはハグをしていたわ…。彼は本当にフレンドリーなの。裸で誰にでもハグするのよ。おかしかったわ。」
このように完全にヘベレケ状態であったヘンリー王子だが、キャリーさんのことを「君は美しい。ゴージャスだよ」などと褒め称え、キャリーさんもすっかり気を良くしてキスに及んだようだ。
「私達はキスしたの。その時までにヘンリー王子はすでに裸。かなりオープンな人だったわ。」
「ロマンチックな雰囲気ではなかったわね。ただ楽しんだだけのことよ。」
「ヘンリー王子は紳士だったわ。だけど酔っ払って、かなりアルコールの影響を受けていたの。私があの場にいたのは15~20分よ。」
またこの場にいた多くの女性が裸状態だったといい、ヘンリー王子の仲間たちも半裸だったとキャリーさんは証言する。
「みんな裸になれ!」
王子は大声でそう叫び、裸体を窓ガラスに押し当てながら「ベガス、俺を見よ!」などとも言っていたという。
だがこんなヤンチャをしでかしたヘンリー王子を、キャリーさんはこう弁護する。
「ヘンリー王子は英王室の一員。家族は今回の件で彼を厳しい目で見ているのでしょうし、王室にふさわしい振る舞いが必要なのは事実なのだろうけれど、王子はただ楽しんでいた。それだけなのよ。」
「王子は流失した写真のことを恥じるべきじゃないわ。王子が人々の意見を我慢して聞かなくちゃならないなんて悲しい。でもそれは一時のことよ。」
などと語りながらも、この一連の発言で王子がさらに大きなバッシングを浴びることをキャリーさんは百も承知のはずだ。身から出た錆とは言え、世界中の人々に全裸写真を見られてしまった王子に、「恥じるべきじゃない」と言い切りながらも証言を売ったキャリーさんの“アドバイス”など、まったく響きはしないだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)