ラッパーはダーティでエロイ言葉を頻発させる以上、あくまでも歌詞は“若い男の一般論”であって欲しいもの。だがカニエ・ウェストは恋人キム・カーダシアンにとんでもないタイトルの曲を捧げ、それゆえにキムの母を怒らせてしまった。

“数々の女の子と遊んできたけれど、心はいつも理想のウーマンと出会える日を夢見ていた。そしてオレはついに完璧なビッチを見つけたんだ。”

先にもお伝えしたが、彼は“キムについて書いた”と言って『パーフェクト・ビッチ（Perfect Bitch）』という曲を作り、最近ニューヨークのクラブ「Dream Downtown」で披露していた。芸能情報サイト『TMZ.com』のWEB調査では、女性の9割近くがそれに「蔑視発言」と反発を見せたが、キムの母、クリス・ジェンナーの耳にもついにその話が入ったようだ。

“キム＝完璧なビッチ”というその歌詞に驚いたクリスは、娘キムに「もっとしっかりとアナタが手綱を握りなさい。女性をビッチなどという言葉で表現することは本来許されないのよ」と喝を入れたそうだ。キムを「わが子の中で一番のお気に入り」と言ってはばからないクリス、どれほど怒ったかは想像に難くない。

カニエはキムにプロポーズする気マンマンと言われているが、このような形でその母親を怒らせたのは確実にマズかった。2人の婚約は一歩遠のいたのではないだろうか。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）