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AKB48の前田敦子が主演し話題となった映画『もしドラ』が公開から1年を経て、22日にテレビ『水曜プレミアシネマ』で放送された。前評判に反して映画公開時には興行が伸びなかった同作だが、今回の地上波放映では9.9%という“高視聴率”をたたき出した。
『もしドラ』と呼ばれてヒットした岩崎夏海氏の原作「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」が前田敦子の主演で映画化されて話題となったのは昨年のことだ。2011年6月4日に公開され、AKB選抜総選挙の話題ともリンクして注目を浴びたが、実際の興行収入が伸びなかったとことで“大コケ”とまでいわれた。
その『もしドラ』が8月22日に『水曜プレミアムシネマ』で放送された。8月24日からAKB48の東京ドーム公演『AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~』が始まり、27日には前田敦子の卒業公演が行われるタイミングでの放送であった。
地上波での視聴率は9.9%。これは同じ水曜プレミアムシネマで7月19日に放送された『トイストーリー2』の10.6%に次いで、7月11日放送『トイストーリー』と並び同枠2位となった。思えば甲子園では高校野球も準決勝が行われて佳境となっており、『もしドラ』としては前田敦子の卒業と高校野球というWで関連のある時期に放送したのは正解だった。
前田敦子がAKBを卒業する事で歌番組でもさまざまな趣向がこらされているが、劇場での評判がイマイチだった『もしドラ』がテレビ放送で意外な高評価となったのは彼女にとっても嬉しい贈り物となったはずだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)