身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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カザフスタン南東部の都市アルマトイ近郊、中国とキルギス共和国との国境に位置する天山山脈北部の国立公園Ile-Alatauで13日、国立公園の監視員やその家族、知人など計11名が殺害されているのが発見された。
英テレグラフ紙の報道によると、今月13日、まずIle-Alatau国立公園の監視員の自宅及びその付近から、ナイフでめった刺しにされた6名の遺体が発見され、その後そこから約25キロメートル離れた他の監視員の家から、5名の遺体が発見されたとのことである。
身元確認の結果、先に発見された6名は家の所有者でもある監視員と彼のパートナーの女性、彼の使用人などであることが判明したものの、残り5名の身元は、その遺体が燃え尽きた家の中から発見されたということもあり、まだ明らかとなっていない。
この殺人は先週末に行われたとみられているが、目撃情報がほとんど無いことから犯人の手がかりは全くつかめておらず、またその目的も謎に包まれている。監視員の家の金庫には多額の現金や宝石類が保管されていたが、それらが盗まれた形跡が全くないことから、物盗り目的の犯行である可能性は極めて低いとされている。
カザフスタンでは今年5月にも、14人の監視員及び国境警備兵が中国との国境付近で遺体となって発見される事件が発生している。その後、この事件の唯一の生存者とされた男が犯行を自供し、逮捕された。その後男は自白を撤回したものの、その身柄は現在でも刑務所に収容されたままでいる。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)