俳優シルヴェスター・スタローン(66)が長男セイジ・スタローンさん(享年36歳)を亡くしたのは、7月13日のこと。薬物の過剰摂取が死因なのではとみられていたが、検視局は「死因は薬物とは無関係」と結論付け、その死が心臓発作による“自然死”であったと発表した。
俳優シルヴェスター・スタローンの長男セイジ・スタローンさんが、わずか36歳という若さで急死したのは7月13日のことであった。警察はその部屋から処方薬の入ったボトルがいくつも発見されたと発表。ジャンクフードと酒缶などが散乱し、山盛りのタバコの吸殻が灰皿に残された部屋はかなりの悪臭を放っていたという。この状況から判断するに「やはり薬物絡みの急逝であろう」という見方が濃厚であったが、LA郡検視局はその死因を「心臓発作による自然死」であると結論付けている。
すぐにでも判明すると思われたセイジさんの死因だが、これほど検視結果発表までに時間を要したのは、毒物などが死に関係していなかったかなど細かく検査をしていたためだという。これら検査の結果、麻薬作用を持ち依存性が高いといわれる「バイコディン」という薬がセイジさんの体内から検出されてはいるが、その薬が死の要因になった可能性はないとのことだ。
あまりにも突然愛息を失ったシルヴェスターは「本当に辛い」と肩を落としているが、息子の死が自然死であると判明したことは僅かではあるが救いであろうか。つい先日には異父妹まで亡くしたばかりのシルヴェスターに、一日も早く平穏な日々が戻ることを祈りたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)