モデルとしての将来を期待されていたモデル、ローレン・スクラッグス(24)が、降りたばかりの飛行機のプロペラに当たる大事故に遭ったのは、昨年12月3日のこと。勢いよく回り続けるプロペラにより左半身を大きく傷つけられ左目と左手を失ってしまったローレンだが、その後は医師団と家族も驚くほどのスピードで回復。執筆中の自叙伝が大変な話題になっているローレンは、木曜日にTVインタビューに応じ、現在の様子を元気よく語っている。
ファッション・ブロガー兼モデルのローレン・スクラッグスが、飛行機のプロペラに当たり大怪我をしたのは昨年12月3日のこと。クリスマス・イルミネーションを楽しむ旅を満喫した直後の悲劇であった。事故で左目と左手を失うがローレンは驚異的なスピードで回復。現在は義眼と義腕を装着し、以前の明るいスマイルを取り戻している。そんなローレンが木曜日に人気番組『Today』に登場し、その心境と現況を元気よく告白した。
「外に出て、みなさんに私が大丈夫だと知ってもらえるのは嬉しいことです。」
だがあの大事故からまだわずか8か月。悲惨な怪我を負った記憶はあまり無いと言い、「飛行機から出て、自分の足が地面についた。覚えているのはそれだけです」ともローレンは告白する。
ちなみにローレンがインタビューに応じた場所は、かなりの盛り上がりをみせるロンドンのオリンピックビレッジ。ここでローレンは白熱した試合から“強さ”を、そして参加選手から“忍耐強さ”を学びたいのだという。収録中には女子体操で金メダルを獲得したギャビー・ダグラス選手からハグをプレゼントされ、「どうか強くいてください。スマイルを無くさないで」と激励を受けた。
現在は“視力”ではなく“信仰”によって人生を歩むことを学んでいる最中というローレンの笑顔はどこまでも明るい。体の一部を失う大事故に遭ってもなお前向きに生き続けるローレンの姿に励まされる人は多く、11月に発売予定という自叙伝『Still Lolo: A Spinning Propeller, A Horrifying Accident, and A Family’s Journey of Hope』に多くのファンが期待を寄せている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)