故ホイットニー・ヒューストン(享年48歳)が元夫ボビー・ブラウン(43)との間にもうけた娘ボビ・クリスティーナ・ブラウン(19)が、ホイットニーの遺作となる映画『Sparkle(原題)』の公開に先立ち、手紙を執筆。それを人気誌『EBONY』で公開したが、感動的だと話題になっている。
世界中の音楽ファンを魅了し続けた歌姫ホイットニー・ヒューストンの急逝から早くも半年。その遺作となる映画『Sparkle(原題)』が8月17日に全米公開となったが、それに先立ち遺児ボビ・クリスティーナ・ブラウンが母を偲んで手紙を執筆。人気誌『EBONY』でその全文を公開し、大きな話題を呼んでいる。その手紙にはこう書かれている。
「ママへ。映画『Sparkle』を作ることは、ママにとってとても大事なことだったと私には分かっているの。ママはいつも、私やニコラス、それに家族のみんなにこう言っていたわよね。“これはあなたのため”“これは私達のため”“これは家族のため”“これはあなた、ボビ・クリスティーナのため”ってね。色々なことが起こってしまう前に(=逝去前に)、ママが『Sparkle』の撮影を終えることができたことを誇りに思うわ。それは私達のためにしてくれたことなのよね。ママ、映画の撮影をとっても楽しんでいたわよね。撮影期間中、ママはずっと輝いていたわ…本当にキラキラとね。とても幸せなママの姿は、私にはとても美しく見えました。ママ、あなたのことをとても誇りに思っているわ。」
8月16日木曜日に行われた『Sparkle』のLAプレミアに、ボビ・クリスティーナは恋人関係にあるホイットニーの養子、ニコラス・ゴードンさん(22)と登場。レッドカーペットを仲良く歩き、一斉にフラッシュを浴びている。
複雑な思春期を過ごし、母ホイットニーともたびたび激しく衝突。口論の末に自殺未遂までしたことのあるボビ・クリスティーナだが、ホイットニーが急逝した際は大変な衝撃を受け病院に搬送されるなどしている。あれから半年。ずいぶんと大人っぽくなり“美しくなった!”と評判のボビ・クリスティーナは、ニコラスさんに力強く支えられながら、ゆっくりと前を向いて歩み始めている。“義理の兄との禁断の恋”とメディアは2人の関係をスキャンダラスに取り上げているが、ニコラスさんがそばにいなければ、ボビ・クリスティーナは今なお失意のドン底にいたかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)