女優クリステン・スチュワート(22)と映画『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督(41)の不倫キス騒動では、「外野」がかなり騒がしい。クリステンを擁護する人あり、不快感をあらわにする人ありと、傷心の恋人ロバート・パティンソン(26)の動向以外にもさまざまな人々のオピニオンが伝えられてきているが、そんな中、今度はあの大物女優が「参戦」した…。
その大物女優とはジョディ・フォスター(49)である。02年公開、デヴィッド・フィンチャー監督のサスペンス映画『パニック・ルーム』で当時11歳だったクリステンと母娘役で共演しているのだ。
ジョディは15日、ニュース&オピニオンサイト『The Daily Beast』に自らペンを取り、クリステンを擁護する文章を寄稿。ジョディは自分も3歳の時から子役として活躍していたことを挙げて、「もし私が今若い女優だったなら、キャリアをスタートさせる前に辞めていたでしょうね。私がこの(クレージーな)メディア文化の中で育たなければならないのなら、感情的に生き残れたとは思えないもの。」とクリステンに同情を見せた。
そしてジョディは「スクリーン上で演技をすることでもらえる給料には、その俳優のプライバシーを侵害して、彼らの自己を破壊していい、という権利は含まれていない。」と、クリステンの不倫騒動を巡るタブロイドやゴシップサイトの過剰な大騒ぎぶりを痛烈に批判している。
彼女はまた、『パニック・ルーム』の撮影中に迎えたクリステンの11歳の誕生日を、マリアッチ・バンドを呼んでタコス・バーで祝ってあげた思い出について書いている。当時、シングルマザーとして第2子の男児クリストファー君(10)を妊娠中だったジョディは、産まれてくる子供がクリステンのように美しく才能があって、物怖じのしない子供に育ってほしいと願ったそうだ。
サンダース監督との「不倫キス」を巡る一連のスキャンダル報道について、「いつかきっと過ぎ去る。こんな『ホラー』は、いつか過ぎ去るものよ。」とクリステンを励ますかのように綴っているジョディ。今回の不倫が良いことかどうか、それについては取りあえず置いておいて、本当の「母」であるかのように擁護してくれる、ハリウッドでのクリステンの強力な味方が現れたようだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)