イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】デヴィッド・ベッカムの「もう1人赤ちゃんが欲しい」は超危険な発想。

現在4人の子供がいて、その全員が「帝王切開」による出産、しかし夫にはもう1人子供が欲しいという強い願望がある。さて、アナタがその妻ならどうする?

昨年7月、4人目にしてやっと待望の女の子であるハーパー・セブンちゃんが誕生し、嬉しくてたまらないデヴィッド・ベッカム(37)。「女の赤ちゃんはまるで違う。何もかもが可愛くて仕方がない」と話し、最近立て続けに「赤ちゃんがもう1人か2人欲しい。」、「せめて1人。“Five-a-side”、5人制サッカーチームを組むのが夢だよ」などと口にしていた。

しかし彼のこの発言には、“あまりにもリスクがいっぱい。もっと女性の体へのいたわりと正しい知識を”という批判の声が集中している。そう、妻のヴィクトリア・ベッカム(38)がすでに4回もの帝王切開を経験していることを、夫として忘れてはならないのだ。

そもそも帝王切開が出血を伴う大きな開腹手術であることに変わりはなく、癒着による痛みに悩まされることは避けられない。また下腹部の傷跡からは想像もつかないが、子宮そのものは切った部分の壁が薄くなりやすいことから、前回の傷跡から離れた所にメスが入れられる場合もある。一度でも帝王切開を経験したら、次回以降の妊娠ではあまりお腹を大きくさせないことも大事になるそうだ。

最新医学を以てしてもそれなりのリスクが伴う帝王切開、欧米諸国でも安全と言われるのは3回までと見なされており、よほど腕に自信のある医師が、過去の出産および産後の経過がすべて順調であった女性に対してのみ、4回目もOKと判断を下すなどと言われている。ブルックリン君(13)、ロミオ君(9)、クルズ君(7)はポンポンと続いたが、ハーパー・セブンちゃん(11か月)の誕生までに7年の間が開いていることから、それなりの迷いや不安があったと見ることも出来そうだ。

もはやこれ以上の妊娠をヴィクトリアに望むのは酷、危険な賭けと言わざるを得ない。胎児が逆子になってしまったり、胎盤が子宮口をふさぐ位置に出来ていたり(前置胎盤など)、赤ちゃんの頭が大き過ぎるなどはままあること。よって「次は普通分娩で産めばいい」と軽々しく言えるものではない。ベッカムも早急にそのあたりの勉強をした方がよいのでは…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)