赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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WHOによると、南アフリカの新生児死亡率は2011年で1.9%だという。ちなみに日本は0.1%だ。それを裏付けるかのような、ずさんな出産ケースがある。医師や看護師も来ない病院の廊下で、妊婦が出産するという事態が発生した。
6月18日、南アフリカのブルームフォンテーンに住む女性が病院を起訴した。出産時に医師がいなかったためひとりで出産、産まれたばかりの赤ちゃんが床に滑り落ち、女性は産道を何度も手術をしなければならないほどの重傷を負った。
女性は陣痛が来たので、分娩室に入るために医師や看護師が来るのを待った。しかし、いくら待っても誰も来ない。結局、この女性は分娩室前の廊下で誰の助けもなく出産した。しかも赤ちゃんは出産直後に床に滑り落ちたため怪我をし、女性のほうは出産時に適切な処置を受けることができなかったため、産道が傷つき3回手術をしているが、今後更なる手術をする必要があるという。
女性は病院に61万ランド(約590万円)の医療費と、医師に85万ランド(約820万円)の手術費用を請求した。今回の裁判では、より詳細な治療報告を提出することが女性に求められている。病院側は分娩中に医師がいなかったという事実を否定している。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)