フランス人俳優オリヴィエ・マルティネス(46)と婚約して幸せいっぱい女優ハル・ベリー(45)。しかし、数週間以内に始まるという元恋人ガブリエル・オーブリー(35)との親権争いの行方に今、大きな注目が集まっている。
女優ハル・ベリーが元恋人ガブリエル・オーブリーとの間に生まれたナーラちゃん(4)を連れてフランスに移住することが叶うか否かに、大変な注目が集まっている。
ハルの移住希望の根底にあるのは「ナーラちゃんの安全確保」。パパラッチがプリスクールにまでおしかけるアメリカとは違い、フランスでは子供のプライバシーを守る法律が充実しているのだ。この点についてガブリエル側は「それなら接近禁止命令を求めればいいだけでは?」という言い分で待ったをかける予定という。さらにここにきて、「渡仏によってナーラちゃんとガブリエルの関係に悪影響が出るだろう」という“親権評価”が児童心理学者によって下されたことが明らかになった。この評価について、情報筋は芸能サイト『Radar Online』に以下のように説明している。
「この評価報告書の結論には、ナーラが渡仏すれば父であるガブリエルとの関係は明らかに変化するだろうと書かれています。」
「報告書には、現在ナーラのプリスクールへの送迎はガブリエルが担当し、彼が現在の取り決めに沿った形でなるべく多くの時間をナーラと過ごしていると書かれています。しかしナーラが渡仏すれば、ガブリエルはナーラの生活から姿を消すことになってしまいます。それはナーラにとって良いことではないと、児童心理学者が結論を下したのです。ですがこれは単なる報告書。ハルがナーラを連れて渡仏してもいいかどうかは、判事の決めることです。」
一方では、ハルとガブリエルの不仲がナーラちゃんに与える悪影響を示唆する報告もあり、今後元カップルがどれだけ互いに歩み寄れるのかも争点になりそうだ。
渡仏か、それともアメリカに残るのか。様々な可能性が浮上しているものの、“親権に関してはハルが完全にリード、このままフランスへ”という報道が依然として多い。ガブリエルの気持ちを考えると気の毒でもあるが、やはり決め手はハルの経済力と安定した家庭生活であろうか。今後の動きにも注目していきたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)