フランス人俳優オリヴィエ・マルティネス(46)と婚約している女優ハル・ベリー(45)は、2008年に当時交際していたカナダ人モデル、ガブリエル・オーブリー(35)との間にできた女児ナーラちゃん(4)を出産。その後ハルとガブリエルは破局しているが、以降ナーラちゃんの養育費や親権をめぐり、なかなか折り合いがつかないままである。今年の春には、「ガブリエルがハルに多額の養育費を求めた!」という情報を当サイトでもお伝えしていたが、このたび裁判所からハルに具体的な支払額が示されるに至った。
ハル・ベリーの元恋人でナーラちゃんの実父でもあるモデル、ガブリエル・オーブリーも思わずニンマリ? 月曜日のこと、裁判所がハルに対し「ガブリエルに月額2万ドルの養育費を支払うよう命じた!」と複数メディアが大きく報じている。
LA郡裁判所の法廷で、春に始まった「ハルVSガブリエル」の親権等をめぐる争い。当初、芸能情報サイト『TMZ』はガブリエルがハルに対して弁護士費用のうちの50万ドルを、そしてナーラちゃんの養育費として月々2万ドルの送金を求めていると報じていたのだが、「まさかそんな要求は認められないだろう」という大方の予想に反する結果と相成ってしまったわけだ。しかし2万ドルといえば、日本円にしてなんと約160万円。わずか数か月の送金で、一般人の年収額近くにもなる大金である。
ハリウッドでもトップ女優の座に君臨するハルにとって、この養育費は払えない額ではあるまい。だがフランスに移住し、人生の再スタートを切りたいハルに、このたびの決定はどう聞こえたのであろうか。ナーラちゃんを伴っての移住は「おそらく実現するだろう」としてハルのリードを信じて疑わぬメディアも少なからずあるが、それが現実になるにはまだまだ激しいバトルを乗り越えなければならないだろう。
あの手、この手で「人生の再スタート」に待ったをかけてくるガブリエルに、ハルはもう友情すらも感じてはいないはず。先日はパパラッチを相手に「クズ!」などと暴言を吐いてしまったハルだが、今彼女の心を支配する怒りの矛先は、かつて愛した男ガブリエルとみて間違いない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)