人気女優ハル・ベリー(45)と元恋人でカナダ人モデルのガブリエル・オーブリー(35)が、2人の間に生まれた愛娘ナーラちゃん(4)の親権をめぐりガチンコ勝負を続けている。まもなく法廷での話し合いが行われる予定だが、ガブリエルの弁護団は“パパラッチ問題”を取り上げハルのフランス移住に待ったをかける作戦であると報じられている。
ハル・ベリーとフランス人俳優オリヴィエ・マルティネス(46)が婚約したことにより、ある可能性が大きく浮上した。そう、それはハルとナーラちゃんがオリヴィエと共にフランスに拠点を移すという可能性だ。
実は数か月前、ナーラちゃんのナニーが「ナーラちゃんの実父ガブリエルに、ドアの外に押し出された!」と主張し警察沙汰にもなったのだが、この一件についても「親権闘争で有利に立つためのハルの策略」とガブリエルは考えているらしい。
「このままではナーラちゃんと離れ離れにされてしまう!」
そんな焦りで気が気ではないときに偶然勃発したのが、つい先日大きく報道された「ハルvsパパラッチ」事件である。この日のハルはナーラちゃんのプリスクールに現れたパパラッチに激高。「アンタなんか、クズ!」などとパパラッチに暴言を吐く姿がビデオ撮影され、大変な話題になったのだ。ハルはフランスへの移住を希望する理由のひとつにパパラッチ問題をあげているというが、芸能サイト『Radar Online』の報道によるとガブリエルの弁護団は「パパラッチに対する接近禁止命令を求めればいいだけの話では?」との提案を思いついたという。
ちなみに人気セレブ、ニコール・リッチー(30)は子供たちのナーサリースクールにたむろすパパラッチらに対し、接近禁止命令を求め成功。そういった例を取り上げ「なにもフランス移住までしなくても…」という結論に持ち込みたいようだが、ハルにはパパラッチのみならず熱狂的ファンやストーカーという“怖い存在”も多い。双方があれこれと作戦を立てながら進められるであろう親権争いだが、決着がつくまでにかなり揉めることは必至である。
ナーラちゃんにとって何が一番幸せな生活環境なのか。大人たちは冷静な判断を迫られている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)