ここ日本では『ガンズ』の愛称で親しまれている超人気ロックバンド、「ガンズ・アンド・ローゼズ」のアクセル・ローズ(50)が、フランスで多額の盗難事件に遭っていたことが判明した。
1980年代、まさに世界のハードロックシーンを席巻したのがガンズ・アンド・ローゼズであった。その後スラッシュなど人気メンバーが脱退。新たなメンバーを加え精力的な活動を続行している彼らだが、コンサートのために訪れたフランスのパリでフロントマン、アクセル・ローズが盗難事件に遭ってしまったという。
事件が発生したのは火曜日のこと。コンサートを終えたアクセルはホッと一息、仲間たちと集まりアフターパーティを楽しんでいたというが、その最中に金とダイヤモンドで作られた超豪華なネックレスが3本も盗まれてしまったのだ。その総額はなんと20万ドル、日本円にして約1600万円という。
現在ヨーロッパをツアー中のガンズ・アンド・ローゼズ。金曜日の晩には多くのファンが待ち望んできたドイツ公演が待っているが、今回のツアーもゴタゴタが多く続いている。かつての人気メンバー、スラッシュのTシャツを着用したファンは入場禁止に。さらには予定より50分も遅れてコンサートをスタートさせたガンズに、一部のオーディエンスが激高。プラスチックコップをステージめがけて投げつけるという事件もイギリスで勃発したが、この時アクセルが「もうステージを降りてやる!」と息巻くなどして“かなりヒートアップした”という報道がある。
そんなアクセルもいつの間にか50歳。かつてと変わらぬヤンチャぶりで相変わらずの人気だが、ネックレスがゴッソリ3本も盗まれたことにはかなり腹を立てているそうだ。「そんなことは気にしねえ!」という言葉も、さすがに20万ドルもの損失に対しては出てこないのであった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)