赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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南アメリカ産のアナコンダが、南アフリカで救助された。ポリスチレン製造工場で火災が発生、14名の負傷者以外に救助されたのは2匹のアナコンダ。工場は全焼したがペットの命は守られた。
5月21日午前11時ごろ、南アフリカのダーバン北部のポリスチレン製造工場で火災が発生した。火は急速に広がり、建物内はあっという間に火に包まれた。消防隊が消火活動に専念していると、水槽になんと巨大な2匹のアナコンダを発見。消防隊は機転を利かせてアナコンダのいる水槽に水を入れ、外へと運び出した。
アナコンダは南アメリカに生息する無毒な蛇。水陸両方で生活する夜行性の動物で、体を巻きつけ絞め殺して獲物を捕らえる。救助されたアナコンダはおよそ1.5メートルで黄色いボディに黒い斑点模様があり、工場オーナーのペットとして飼われていた。消防隊のおかげでやけどはなかったものの、煙をかなり吸い込んでいたため獣医のもとへと搬送された。ちなみに工場にいた従業員のうち14名が煙を吸い込み病院へ搬送されたが、命に別状はないとのこと。工場内は完全に焼け、水浸しになった。出火原因は現在調査中だ。
野次馬や救助隊は、無事救出されたアナコンダを首に巻きつけて喜ぶオーナーを遠くから眺めていた。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)