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南アフリカの列車に乗っていた男性が、窓から飛んできた石に右目を直撃され失明するという事故が起こった。当時列車の窓には窓ガラスがはめ込まれていなかった。男性は鉄道会社を訴えているが、鉄道会社側は「石を避けることができなかったのは男性の不注意だ」と、強硬な対抗姿勢を見せているという。
事故が起こったのは2006年10月29日。ケープタウンのソルトリバー駅からニャンガ駅へむかう列車内でのことだ。フィルム技師の男性(39)は、ようやく空いた席を見つけて座ることができた。男性は列車内に窓ガラスがないことに気付いたが、そのまま座っていた。すると窓から車内に飛びこんできた石が男性の右目を直撃。この事故により右目を失明した男性は、南アフリカ旅客鉄道公社を訴え、損害賠償として112万ランド(約1200万円)を請求した。
南アフリカ旅客鉄道公社は5月7日に裁判所へ出頭、男性の不注意を主張した。鉄道公社によると、男性が怪我をすることを避けることができなかったのは適切に物事を見ていなかったからだという。「開いている窓の近くには座らないようにするなど適切な手順を取っていなかった」、「適当な能力と注意力の欠如」とし、男性に警戒心がなかったと主張。さらに石が投げられたという事実も否定し、目撃者がいるなら出てきて欲しいと述べている。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)